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石鹸シャンプーで髪を洗うならリンスを使った正しい洗い方が必要!

Foam on top of the soap

石鹸は決して万能な洗剤ではない!

という話は下記の記事でお話したとおりですが、今でも『石鹸シャンプー』を推奨している本が出版されていますし、インターネットを見てみると『シャンプーするなら無添加石鹸シャンプー』などと言った石鹸を推奨しているサイトがいくつも存在します。

しかも、それらの書籍の中には著者が『皮膚科医』や『医師』などの肩書きを持った人までいます。

残念ながら相手が医者や皮膚科医であるので、いくら『化学製品開発者』である私が石鹸の危険性を訴えても聞く耳を持ってくれない方が多数を占めます。

しかし、石鹸などの化学の分野において専門であるのは化学を専攻してきた『化学者』です。

皮膚科医や医者の専門はあくまでも『医学』であり、『化学』ではありません。

ですので、それを頭に入れた上で、この記事を読んでいただきたいと思います。

髪は石鹸で洗うべき?

世間では、石鹸で頭を洗うと薄毛予防になるとか、髪の毛が綺麗になるなどの噂がとても出回っているようですが、結論から申し上げると石鹸は『頭皮』や『髪の毛』を洗うのに適した洗剤ではありません。

つまり、薄毛予防などの効果は一切ありません。

確かに、石鹸で髪を洗うメリットが全くないわけではありませんが、確実にデメリットの方が多いので、今回は正しい知識がないのに石鹸で頭を洗う危険性を伝えていきたいと思います。

よほどの理由がない限り石鹸で髪の毛を洗うのはNG

基本的には、よほどの理由がない限り石鹸で髪の毛を洗うのはやめた方が良いです。

石鹸は安くて優れた洗剤ですが、髪の毛にはとても相性が悪いのです。

それは髪の毛の構造にあるのですが、髪の毛の一番外側はキューティクルというウロコのようなもので守られています。

このキューティクルは弱酸性で閉じ、アルカリ性で開く性質を持っているのですが、『石鹸』はアルカリ性の洗剤なので、石鹸で髪の毛を洗うと、キューティクルが開いてしまい髪の毛がギシギシ・ゴワゴワになってしまいます。

銭湯に置いてあるようなシャンプーで髪の毛を洗うとごわついたという経験をお持ちの方も多いと思います。

あれも同じことで、石鹸成分が入っているからごわついてしまったり、軋んだりするのです。

そのようにキューティクルが開いてしまうことで、髪の毛は中身がむき出しの状態になってしまうのです。

洗濯でもウール素材のものは、アルカリ性の洗剤で洗うことができないと思いますが、それと同じように髪の毛は絶対にアルカリ性のもの(石鹸)で洗ってはいけません。

石鹸シャンプーをどうしても使いたい時の洗い方

私の周りにも一人だけいましたが、いくら石鹸の危険性を訴えても、どうしても石鹸で髪の毛を洗いたいという方も中にはいます。

そんな方々に、石鹸でシャンプーをする時のコツを簡単に紹介したいと思います。

① なるべく摩擦を避ける

石鹸でシャンプーすると先程もお話したように髪の毛の外側のキューティクルが完全に開いてしまうことで強烈なきしみが出てしまいます。

なので、この状態で強めにゴシゴシ洗ってしまうと、キューティクルが剥がれてしまいますので石鹸でシャンプーするときには、必ず手のひらで泡立ててからできるだけ摩擦を与えないように、シャンプーするのがコツです。

このシャンプーの仕方は石鹸シャンプーに限ったことではありませんが、過度な摩擦は髪の毛のダメージの原因の中でも多くを占めているものであるため注意が必要です。

タオルで髪の毛を乾かす時も同様に、摩擦をできる限り避けて、優しく乾かすようにしてください。

② カラーリングやパーマは絶対にしない

カラーリング剤やパーマ剤は石鹸シャンプーと同様にアルカリ性でできています。

それはなぜかというと、髪の毛をアルカリ性にしてキューティクルを開かせてそこに薬剤を浸透させるためです。

そのため、カラーやパーマをした髪の毛というのはキューティクルが開き、とてももろい状態となっているのです。

そんな状態の中で、アルカリ性の石鹸シャンプーを使用すれば言うまでもなく髪の毛はさらに痛んでしまいます。

しかもカラーリングの場合、いつまでもキューティクルを開きっぱなしにしておくと毛髪内部に定着させた色素が抜けてしまうので、色落ちが早くなります。

なので、もしカラーリングやパーマをする場合は、その薬剤の化学処理は石鹸シャンプーでは絶対にできないので、それを頭に入れておいてください。

③シャンプー後に酸リンスをする

石鹸シャンプーを使用するにおいて最も大切な作業がこの酸リンス処理です。

この酸リンスは、主に酸性の『クエン酸』を主成分としており基本的には石鹸シャンプーとセットで販売しているため必ず購入するべきものとなっています。

先程からも言っていますが、石鹸でシャンプーをすると髪の毛がアルカリ性になってしまいます。

人の肌も髪の毛も本来は弱酸性なので、アルカリ性になることは肌や髪の毛にとって好ましい状態ではありません。

例えば、これが皮膚であれば皮膚の分泌能力でアルカリ性を弱酸性にしてくれますが、髪の毛にはそのような機能が一切ないため、一度アルカリ性になってしまったら自分で何かしらの処理をしないとずっとアルカリ性のままです。

そこで、酸リンスを使用することで髪の毛を弱酸性に傾けるのです。

髪に残留してしまった石鹸は、酸リンスで中和されることで『高級脂肪酸』になるのですが、この物質は油性成分なので場合によっては髪の毛の指通りを向上させてくれることもあります。

しかし、皆さんが古くから使用してきた石鹸とは実に不安定で使いこなすのが非常に難しい洗剤なので、こだわりがない場合は普通の弱酸性シャンプーか、低刺激で高品質の弱酸性アミノ酸シャンプーを使用するのが良いと思います。

今現在のアミノ酸シャンプーは石鹸シャンプーに比べて劣っているところは一つもないので、シャンプーにこだわりがある方は、方向性を変えて是非アミノ酸シャンプーを試してみてください。

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市販のシャンプーもそれほど悪くはないのですが、カラーリングやパーマが流行している今、市販のシャンプーでは正しいヘアケアができないのが現状です。

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