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ミノン全身シャンプー(しっとり)を口コミでなく成分のみから解析評価

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2014年8月にパッケージを一新したミノン全身シャンプー

このシャンプーは口コミの評価はとても高いですが、シャンプーに限って言うと口コミの評価はあまりあてになりませんので、今回も全成分をしっかり解析して評価したいと思います。

しかし、このシャンプーは化粧品ではなく『医薬部外品』です。

どちらも全成分表示義務はあるのですが、医薬部外品の場合、合量順に記載する義務まではないので、化粧品シャンプーに比べると解析の質がどうしても落ちてしまうので、そのあたりはご了承ください。

それでは解析していきます。

ミノン薬用ヘアシャンプーの全成分

[有効成分]
アラントイン、グリチルリチン酸アンモニウム
[その他の成分]
濃グリセリン、DL-PCA・Na液、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリ二ウムベタイン、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン、ラウリン酸ジエタノールアミド、クエン酸、パラベン、香料

ミノン薬用ヘアシャンプーのデータ


洗浄力:
頭皮やお肌にとても優しい成分でまとまっています。

低刺激性:
香料こそ入っているものの、それ以外のアレルゲン物質をすべて排除しているので、頭皮やお肌に優しいです。

しっとり感:
アミノ酸系界面活性剤の性質上、サッパリとした洗い上がり感はなく、しっとりします。

ダメージ補修成分:
まったく配合されていません。

コスパ:
容量:450ml
価格:1400円

総合評価:
このシャンプーはとても良い成分で配合されていますが、全身シャンプーということで、髪の毛のダメージ補修成分を抜いていると思われます。

そのため、シャンプーとしての解析だと3になります。

ボディソープとしては4以上の評価はあります。

洗浄成分の品質は?

・N-ヤシ油脂肪酸アシルLグルタミン酸トリエタノールアミン
・アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリ二ウムベタイン
・ラウリン酸ジエタノールアミド

このシャンプーに配合されている洗浄成分は上記の3種類です。

このシャンプーは化粧品ではなく医薬部外品のため、全成分が配合量順に並べられていませんが、おそらく配合量はこの順番だと思います。

成分名が正式名称で書かれているので聞き覚えがないかもしれませんが、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミンとは、『ココイルグルタミン酸TEA』のことです。

しっかりしたアミノ酸系の洗浄成分で、洗浄力は穏やかで低刺激なので敏感肌向けの成分となります。

続いてその洗浄成分の補助の役割をもつのが、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリ二ウムベタインで、別名『ココアンホ酢酸Na』というものです。

これは、ベタイン系の洗浄成分と同じ両性界面活性剤で、こちらも低刺激性という意味では特に優秀な成分です。

最後にラウリン酸ジエタノールアミドですが、こちらは洗浄目的というよりは発泡目的で配合されており、しっかりとした泡立ちを確保するために配合されている成分です。

この成分も、もちろん低刺激で優れた成分です。

洗浄成分はこの3種類しか配合されておらず、非常にシンプルかつ高品質な成分でまとめているので優れた印象を受けました。

有効成分

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このシャンプーは有効成分が配合されていることで、医薬部外品指定となっていますが、どのようなものなのでしょうか?

・アラントイン
・グリチルリチン酸アンモニウム

私はシャンプーの開発においてアラントインを使用したことがないので、この成分に関しては専門ではありませんが、この成分は抗刺激作用によりニキビなどの肌荒れを予防してくれる成分です。

つまり、シャンプーとしてというよりはボディーソープとして使用したときに効果を発揮する成分です。

次に、クリチルリチン酸アンモニウムですが、こちらはシャンプーにもよく配合される成分で、抗炎症成分です。

ふけやかゆみを防いでくれるとても高い成分です。

皮膚の炎症を鎮めてくれるので、健康な頭皮や肌を作るのに一役かってくれる成分でもあります。

その他の成分はとてもシンプル

その他の成分は、防腐剤とpH調整剤と香料だけのシンプル設計です。

香料も人によってはアレルギーになりうるので、香料がなかったらさらに良いのですが、基本的に余計なものは一切入っていないシンプルなシャンプーなので、敏感肌の方でも安心して使用できるシャンプーです。

防腐剤はシャンプーに菌が発生するのを防ぐために必ず配合しなければならない成分で、pH調整剤は、このシャンプーを弱酸性にするために必要な成分です。

まとめ

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このシャンプーはボディソープとしても使用するためなのか、ダメージ補修成分は全く配合されていませんが、それを除けばとても優秀な敏感肌の方でも使用可能な高品質シャンプーです。

メイン洗浄成分は、アミノ酸系界面活性剤というとても低刺激で洗浄力も穏やかな成分なので、洗い上がりは石鹸のようなさっぱり感はなく、しっとりとします。

『しっとり』と言えば聞こえは良いですが、石鹸のさっぱり感が好きな方にとっては、少し『ぬるぬる』が残っているかのように感じる方もいると思うので、そのあたりは好き嫌いがはっきり分かれると思います。

しかし、このぬるぬるは洗剤が残留しているのではなく、乾燥を防ぐだめにあえて頭皮や皮膚の脂を少し残しているためです。

それだけ敏感肌のことを考えたとても高品質な全身シャンプーといえます。

頭皮の脂が多い方にとってはシャンプーとして使用すると洗浄力が少し物足りないかもしれませんが、基本的にはシャンプーとしてもボディソープとしても使える優れた製品です。

ただし、ダメージ補修成分が配合されていないので、カラーリングやパーマをしている方には不向きなシャンプーと言えそうです。

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市販のシャンプーもそれほど悪くはないのですが、カラーリングやパーマが流行している今、市販のシャンプーでは正しいヘアケアができないのが現状です。

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