美容院アミノ酸シャンプー開発者によるシャンプーの徹底比較-あみのサロン » シャンプーの正しい基礎知識 » 界面活性剤の刺激性には4つの原因が!毒性とは意味が違うので注意!

界面活性剤の刺激性には4つの原因が!毒性とは意味が違うので注意!

2016y03m30d_003100365

合成界面活性剤には毒性があるのではないか・・・?

この話題は随分前から囁かれてきたことです。

実際、合成界面活性剤が悪者扱いされてから、その毒性について気にする方が非常に多く見られるようになり、ネットに溢れた間違った情報を鵜呑みにして、合成界面活性剤不使用!などと偽った悪質な販売業者の製品を買ってしまったという方が大勢いたことで問題が明るみに出ましたね。

このサイトでも界面活性剤の毒性についてまとめましたが、界面活性剤は進化しており、現在使用されている界面活性剤について、毒性はほとんどないという結論を出しました。

今回は、毒性と同じ意味として捉えられやすいが実は全然意味が違う界面活性剤の『刺激性』について解説していきたいと思います。

界面活性剤の刺激性の意味

刺激性とは毒性とは意味合いが異なり、簡単に言うと『皮膚や粘膜に化学物質を付着させた時に炎症を起こすもの』という定義があります。

毒性とは、『体内投与したら死に至る』『体内に蓄積される』『発がん性がある』などのことを指すため、全く意味合いが違います!

まずここをしっかり理解してください!ここを理解するだけで経皮毒などのデマに騙されることがなくなります。

シャンプーに配合される界面活性剤に刺激性はあるのか?

毒性についてはなんの心配もない界面活性剤ですが、刺激性については一転して注意が必要です。

それは今のシャンプーに配合されている界面活性剤にも同じことが言えます。最近では界面活性剤もどんどん低刺激のものが開発されていますが、まだまだ刺激が強いものも市場に出回っているのが現状です。

この刺激性とは、わかりやすい日常の症状で言えば、洗い物による手荒れやシャンプーによる頭皮のかゆみなどが挙げられます。

実際にこのような症状で悩んでいる方がいることでもわかるように、今の界面活性剤でも単純な刺激性(一次刺激性)による皮膚の炎症はあるということになります。

そんな刺激性に深く関係している4つの事柄について説明していきたいと思います。

タンパク質変性作用

洗浄成分として使われている界面活性剤には、ものにより程度は違いますが、タンパク質変性作用があることがわかっています。

これは少し難しいですが、文字通りタンパク質の性質を変えてしまうということです。

身近なものでわかりやすく言うと、目玉焼きの卵白が熱を加えることによって透明から白に変わることを指します。

これがタンパク質の変性です。

タンパク質の種類は違いますが、卵白と同じように人間の肌(頭皮)はケラチンというタンパク質でできているので、タンパク質を変性しやすい界面活性剤が入ったシャンプーを使うことで、敏感肌の人は頭皮のかゆみが起きたりします。

ですが、最近では界面活性剤も進化しておりタンパク質を変性しにくい『アミノ酸系界面活性剤』が開発され、美容院で使うシャンプーに配合されたりと徐々に需要が増えてきています

ちなみに私が務めるメーカーではアミノ酸系界面活性剤しか使っていませんのでよくわかりますが、低刺激でありながらしっかり洗浄もしてくれるとても優れた界面活性剤であることを実感しています。

脱脂作用

人間の皮膚は皮脂膜という外からの刺激から肌を守ってくれる膜があり、 肌の水分が蒸散するのを防ぐ役割も果たしています。

皮脂膜が無ければ、肌は無防備な状態となって肌水分も失われやすくなるほど重要な役割をもつものです。

しかし、洗浄力が強い界面活性剤入りのシャンプーを長い間毎日使用してしまうと、皮膚上の必要な皮脂まで根こそぎ奪ってしまいます。

そうすることで、皮膚は外部刺激に負けてしまい、水分が逃げやすくなることで、乾燥を誘発し、それが刺激に変わります。

アレルギーによるもの

界面活性剤そのものにはアレルギー性はないと言われていますが、合成で作っている以上原材料の成分が不純物として残留してしまうこともあるため、それが原因の場合もあるようです。

アルカリ性によるもの

アルカリ性の界面活性剤と言えば、陰イオン界面活性剤の『セッケン』ぐらいですが、人間の肌は弱酸性であるため、その反対の弱アルカリ性のもので頭皮を洗ってしまえば、当然皮膚には刺激が生まれます。

界面活性剤のリスクのまとめ

現在主に使用されている界面活性剤には明らかに健康を害するものはありません。

しかし、手荒れなどが起きる現実を見ると、刺激性においてはまだまだ起こりうるものなので、注意が必要です。

実際に、日本はアトピーの患者数が非常に多いですし、なんらかの皮膚疾患を抱えている方が大勢います。

それも洗剤の使用が一般化されてからのことなので、取り扱いには注意が必要です。

しかし、本やネットなどでは大げさに界面活性剤のリスクについて騒ぎ立てていますが、そのほとんどが自社製品を売るために他社の成分を否定するといった商法をとっていますので、それらは気にする必要はありません。

そんな会社の商法にだまされずに本当に良いものを選ぶ力をつけましょう。

最近では低刺激性のアミノ酸シャンプーも市販化されてきていますので、そういった製品に切り替えていくことで刺激リスクをかなり抑えることができます。

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

トラックバックURL: 
おすすめシャンプーは『ハーブガーデン』
運営者情報

サイト管理人のゆうです。

現在は、美容院専売品メーカーで『研究開発』をしているので、そこで得た知識を活かして『シャンプー選びサイト』を立ち上げました。

市販のシャンプーもそれほど悪くはないのですが、カラーリングやパーマが流行している今、市販のシャンプーでは正しいヘアケアができないのが現状です。

インターネット上では間違ったシャンプー関連サイトがたくさんあるので、美容院シャンプーを開発している知識を活かして正しいヘアケアの情報を発信していきたいと思います。

サイトをご覧になって疑問点があればお気軽にお問い合わせください。
人気記事
最近の投稿
カテゴリー