ラックスボタニフィークダメージリペアシャンプーを成分解析から評価
LUXシリーズから、現在流行りのボタニカル系『ボタニフィークシャンプー』が発売されました。
基本的に市販のシャンプーは中身がどれも似たり寄ったりですが、このシャンプーもしっかりと中身を解析していきたいと思います。
全成分表
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、カニナバラ果実油、ハス花油、ダマスクバラ花エキス、ガリカバラ花エキス、ソケイ花エキス、アルガニアスピノサ核油、パルマローザ油、アンズ核油、ヤシ油、ハッカ葉油、アーモンド油、セリシン、アルギニン、酢酸トコフェロール、グリセリン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、ビサボロール、ペンチレングリコール、PPG-7、PEG-40水添ヒマシ油、トリデセス-9、クエン酸、乳酸、水酸化Na、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、香料
データ・評価
洗浄力:★★★★★
低刺激性:★★☆☆☆
しっとり感:★★☆☆☆
ダメージ補修力:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
容量:510g
価格:1139円(amazon価格)
総合評価:★★☆☆☆
洗浄成分の中身は?
・コカミドプロピルベタイン
このシャンプーの洗浄成分はとてもシンプルで上記の2種類のみです。
この成分は基本的な有名どころの市販品シャンプーと一緒で、決して品質が高いとは言えないが、正直この価格帯であれば、この成分を配合するしかありません。
特徴としては、ラウレス硫酸Naは刺激は高いが、洗浄力も高く、人によってはその高すぎる洗浄力が影響して『フケやかゆみやパサつき』の原因になります。
そして、その高すぎる刺激性を少しでもマイルドにしようと配合しているのが、コカミドプロピルベタインです。
この成分はベビーソープの主成分として使われるぐらい低刺激の成分ですが、メインがラウレス硫酸Naなのでさすがに高すぎる刺激はマイルドにしきれません。
美容院などで販売されている高価格帯のシャンプーに比べると刺激力も洗浄力も高いので注意が必要です。
カラーやパーマで傷んだ髪を補修できる?
残念ながらこのシャンプーにはダメージを補修する力はありません。
ポリクオタニウム-10やグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドやグリセリンで髪の毛のしっとり感を演出する成分は配合されているので、洗い上がりの指通りはもしかしたら良いものになるかもしれませんが、髪の内部を補修する力はありません。
植物エキスと精油が多い?
このシャンプーの全成分を見ると〇〇油と書かれた精油と〇〇エキスと書かれた植物エキスがたくさん配合されていることがわかります。
確かにこの植物エキスや精油の配合種類が多いと、大手メーカーの営業マンとしては営業がしやすいし、CMでのうたい文句になりやすいが、シャンプーのような洗い流す製品においてはそれほど意味をなさないのが現状です。
確かに私がこのサイトでおすすめしているシャンプーにも無駄とも言うべきたくさんのエキスや精油が配合されているが、良いシャンプーの判断材料にはなりませんので、注意してください。
まとめ
このシャンプーはいわゆる一般的な市販のシャンプーと変わりません。
このシャンプーは『ダメージリペア』という名前がついていますが、決してダメージを補修してくれるわけではありません。
ただ、グリセリンなどのヘアコンディショニング剤が通常よりも多く配合されているので、洗い上がりの指通りを上げているので、ダメージ用シャンプーと言っているのだと思います。
基本的にカラーリングやパーマなどの化学処理した髪の毛の補修をこの価格帯のシャンプートリートメントで行うのは無理なので、しっかりと髪の補修がしたいのであればそれなりの価格帯シャンプーから選ぶことをおすすめします。
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