ハイブリーチで傷んだ髪に弱酸性シャンプーでヘアケアして色長持ちに!
皆さんは、髪の毛にハイブリーチをしたことがありますか?
人生で一度は金髪にしたい方や、赤や青などのカラーをする前に一度ブリーチして金髪にする方など、たくさんいるのではないでしょうか。
今では、ドラッグストアに普通にハイブリーチ剤が売っているので誰でも簡単にハイブリーチできてしまう時代です。
それはそれで便利なのですが、実は『ハイブリーチ』ってものすごく髪の毛は傷みます。
髪の色を抜くので、なんとなく髪の毛が傷むのは皆さんわかっていると思いますが、ここではハイブリーチした後の正しいアフターケアを紹介していきたいと思います。
ハイブリーチってどれくらい痛むの?
まず、一般的な化学処理として『パーマ』『ハイブリーチ』『縮毛矯正』の3種類があると思いますが、傷みの度合いで言うと、『パーマ⇒ハイブリーチ⇒縮毛矯正』の順に髪の毛は傷みます。
縮毛矯正に比べるとマシなのか・・・とかえって安心してしまった方もいるかもしれませんが、ハイブリーチというのはアフターケアをしっかりしないと最終的に縮毛矯正よりも髪にダメージを与えてしまうことになりかねません。
カラーリングやパーマによる化学処理のダメージには『化学処理そのものの髪のダメージ』『化学処理した後の薬剤が残留ことによる継続ダメージ』そして『髪の毛の耐久性低下による髪のダメージ』という3大ダメージがあります。
縮毛矯正は、化学処理そのものの髪のダメージがかなり大きいですが、それ以上髪のダメージが増えていくことはそんなにありません。
それに比べてハイブリーチは髪の毛の大事な『メラニン』を壊すことなので、メラニンを無くした髪の毛は言ってみれば守るものが何もない髪の毛になってしまいます。
メラニンは、紫外線やドライヤーの熱、クシによる摩擦などから髪の毛を守ってくれるものなので、メラニンを壊された髪の毛は、その後も日常生活が髪のダメージの進行を脅かします。
さらに、これはどの化学処理も同じですが、髪の毛に薬剤を流し込むために髪の毛をアルカリ性にしてキューティクルを開かせる(キューティクルはアルカリ性で開き、酸性で閉じる)ので、ハイブリーチした後の髪の毛というのは、メラニンは無い上に、薬剤でアルカリ性にして不安定にされキューティクルも開きっぱなしで、もうボロボロの状態になります。
ちなみに髪の毛は弱酸性で安定した状態になります。
街を歩くと、金髪の若い方をたまに見かけますが、きちんとアフターケアできていない方がほとんどです。
もし、メラニンを破壊されたアルカリ性でキューティクルが開きっぱなしの髪の毛を市販の安いシャンプーで洗ったらどうなると思いますか?
それはもう髪の毛がギシギシになって今度はシャンプー時の摩擦で髪の毛は大変なことになります。
それもそのはずで、市販の安いシャンプーのPHは中性もしくはアルカリ性寄りです。
たまにセッケンシャンプーなどといった商品を目にしますが、セッケンもアルカリ性です。
つまり、アルカリ性の薬剤が残留した髪の毛に毎日毎日アルカリ性のシャンプーで髪の毛を洗っていてはダメージを蓄積させるだけですし、キューティクルも開きっぱなしです。
ハイブリーチ後おすすめシャンプー
ハイブリーチ後の髪の毛には『弱酸性シャンプー』でしっかり洗ってあげる必要があります。
弱酸性シャンプーを使用することで、髪の毛のキューティクルは徐々に閉じていきます。
また、高品質シャンプーの中には『ヘマチン』という髪の毛の残留薬剤を取り除いてくれる成分を配合しているものもあります。
私が紹介しているシャンプーの中ではハーブガーデンシャンプーかharuスカルプシャンプーがおすすめです。
どちらも弱酸性のシャンプーなのはもちろん、シャンプーにダメージ補修成分がたくさん配合されていますので、トリートメントはしたくないという方でも十分対応できるシャンプーです。
どちらも市販のシャンプーに比べると高いのでネックですが、ハイブリーチしたいのであれば必須といえますし、もしどうしてもシャンプーにそれほどお金をかけたくない!という方は、そのようなシャンプーを使用するのはハイブリーチした後少しだけでも十分です。
実際、弱酸性シャンプーを使用すればすぐに髪の毛は弱酸性に傾きキューティクルは閉じてくれるので、一度使っただけでも効果は表れます。
やはり、美しい髪の毛を保つにはホームケアが重要です。
確かに美容院でのトリートメントはかなり髪の毛にツヤがでますが、やはり毎日毎日適切な処置をしないと髪の毛は美しくなりません。
髪の毛になんらかの化学処理をされている方はまずは、『弱酸性シャンプー』を使用してみてください。
弱酸性シャンプーを使用するもう一つのメリット
ここまでで、弱酸性を使用するとなぜ髪の毛に良いかわかっていただけたかと思います。
もう一度復習すると、髪の毛をアルカリ性から弱酸性にすることで、キューティクルが閉じるので、髪のギシギシ感がなくなるというものです。
そして、もう一つの効果を説明します。
美容院でカラーリングをすると、自分でやるのに比べとてもきれいな色になると思います。
ですが、その色が保つのって意外と短いと思いませんか?
それは、なぜかというとアルカリ剤でキューティクルを開かせた後に、アルカリ性または中性のシャンプーで髪の毛を洗うことによって薬剤を出してしまっているからです。
弱酸性のシャンプーを使用するということは、キューティクルを閉じるということなので、カラー剤が抜けるのを防いでくれます。
つまり、市販のシャンプーを使用するときに比べるとカラーリングやパーマのもちは上がります。
その差は歴然なので、ハイブリーチだけでなく縮毛矯正やパーマをしている方は、一度高品質な弱酸性シャンプーを使用してみてはいかがでしょうか。
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