凛恋シャンプー(ユズ&ジンジャー)成分解析の結果は?口コミはあてにならないって本当?
通販で大人気である凛恋シャンプーの成分を解析してみました。
もちろん機械を使用して完璧に解析したわけでなく、全成分表を見て髪にとって良い成分が入っているかどうかを一つずつ見ていくだけの解析方法なので、完璧なものではありません。
しかし、全成分を見ればだいたいどのようなシャンプーであるかはわかるので、消費者の参考にはなると思います。
このシャンプーを検討されている方は、是非この解析を参考にして自分に合うシャンプーかどうかを判断していただければと思います。
目次
凛恋シャンプーユズ&ジンジャーシャンプーのデータ
・洗浄力:
アミノ酸系の中では洗浄力は高めです。
・低刺激性:
洗浄成分自体の刺激は少ないが、ポリクオタニウム10を配合しすぎ
・しっとり感:
きしみはないが、しっとり感は得られません。
どちらかというと、さっぱりした洗いあがりです。
・ダメージ補修成分:
全く配合されていません。
・コスパ:
容量:520ml
価格:1998円
総合評価:
おすすめできる内容のシャンプーではありません。
凛恋シャンプーユズ&ジンジャーシャンプーの全成分
水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンTEA、ラウラミドDEA、ポリクオタニウム-10、ココイルグリシンNa、ユズ果皮油、ユズ果実エキス、ショウガ根油、ウメ果実エキス、 チャ葉エキス、トウキ根エキス、ドクダミエキス、キュウリ果実エキス、ツルレイシ果実エキス、アシタバ葉/茎エキス、レモン果皮油、ライム油、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、BG、エチドロン酸、エチドロン酸4Na、フェノキシエタノール
シャンプーの要である洗浄成分の品質は?
・ラウロイルサルコシンTEA
・ラウラミドDEA
・ココイルグリシンNa
このシャンプーの洗浄成分を見ると、市販品シャンプーのような刺激の強いものは特に配合されていません。
ラウラミドプロピルベタインというベビーソープにも配合されるほどの低刺激の洗浄成分を筆頭に、わりと高品質なアミノ酸系の成分を数種類配合したまずまずのシャンプーと言えそうです。
洗浄成分は非常に良いのですが、とても気になる成分が配合されています。
気になる成分カチオン化セルロース
このシャンプーのカチオン化セルロースとは、ポリクオタニウム10のことです。
全成分表を見てもらえばわかりますが、ラウラミドDEAの次に多く配合されていることがわかります。
つまり、シャンプーの主成分である洗浄成分に匹敵するほど多くの量が配合されていることになります。
この配合量は少々多すぎます。
他のほとんどのシャンプーもこのポリクオタニウムが配合されていますが、すべて成分表の下の方に書かれています。
なのに、このシャンプーはメイン成分と言っても良いほど高配合です。
この成分が配合されると、ノンシリコンシャンプー特有のきしみが緩和され、洗い上がりがよくなります。
しかし、敏感肌の方にとってはたまらないほどの刺激になります。
敏感肌でない方にとっては刺激を感じないかもしれませんが、このようなシャンプーを使用すれば髪や肌にとって当然ダメージとなってしまいます。
そんな成分が高配合されれば、敏感肌でない方の口コミの評価は当然良くなります。
おそらく『ノンシリコンシャンプーなのにきしまない!』などの口コミ評価がつくでしょう。
しかし、それは髪や肌への刺激性と引き換えに得られる仕上がりでしかないのです。
だから、口コミはあてにならないのです。
いくら消費者が本当のことを書いても、シャンプーの場合はあてにならないです。
同じきしまないという口コミのシャンプーでも、ポリクオタニウムを高配合しただけの低品質シャンプーと、適切な洗浄力成分を使用したきしみにくい高品質シャンプーでは中身は全然違うのです。
なので、シャンプー選びはやはり口コミの評価ではなく、成分に限るので高すぎる口コミにも気をつけてください。
ダメージ補修成分もボリュームアップ成分も無配合
シャンプーの成分表を見ると、洗浄成分とカチオン化セルロース、そして数種類のエキス系、防腐剤のみで残念ながらダメージ補修成分やボリュームアップ成分は一切配合されていません。
このシャンプーはボリュームアップシャンプーということなので、思わず『え?』となってしまう内容ですが、本当です。
つまり、カラーリングやパーマを繰り返したダメージ毛の方やボリュームアップしたい方へは全くおすすめできないシャンプーです。
洗浄成分もそれほど高品質ではないし、刺激性の高い成分も高配合されていることからこのシャンプーを使用すべき人はいないです。
市販品の低品質シャンプーとそれほど変わらない内容ですので、あまりおすすめできないシャンプーです。
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