メンズ用!MONOVOヘアトニックブラックシャンプーを成分解析!
頭皮と髪の毛を集中ケアすることを目的として開発された男用シャンプーである、モノボシャンプー。
このシャンプーはスカルプシャンプーということですが、当サイトでは一般的なスカルプシャンプーを低評価しています。
しかし、このシャンプーは良いシャンプーですので、順番に解析していきたいと思います。
目次
MONOVOシャンプーの全成分
水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、ラウラミドプロピルタイン、BG、アセチルヘキサペプチド-1、加水分解ケラチン(羽毛)、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、グリチルリチン酸2K、オタネニンジン根エキス、褐藻エキス、センブリエキス、ボタンエキス、ヒキオコシ葉/茎エキス、ニンニク根エキス、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、アルニカ花エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウアカマツ球根エキス、ローズマリー葉エキス、フユボダイジュ花エキス、トウキ根エキス、シャクヤク根エキス、マグワ根皮エキス、クララ根エキス、ワレモコウエキス、ノイバラ果実エキス、アロエフェロックス葉エキス、ハベルレアロドペンシス葉エキス、ビート根エキス、酵母エキス、チャ葉エキス、ドクダミエキス、サトウキビエキス、ヨモギ葉エキス、ザクロ花エキス、ダイズ種子エキス、ユーカリ葉油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、レモン果皮油、オレンジ油、ハッカ油、グリセリン、エタノール、デキストラン、EDTA-4Na、香料、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
MONOVOシャンプーのデータ
洗浄力:
代表的なアミノ酸系洗浄成分をベース配合しています。
頭皮を洗うのに適した洗浄力です。
低刺激性:
植物エキスの種類が多すぎるのと、カチオン化ポリマー(ポリクオタニウム)が二種類配合されていることで1点マイナスしています。
しっとり感:
ノンシリコン処方ですが、洗浄成分が穏やかな洗浄力をもつことから、しっとり感を残して洗い上げることができます。
ダメージ補修成分:
2種類の補修成分がしっかり配合されています。
コスパ:
容量:300ml
価格:3700円
少し高い印象ですが、内容としてはかなりの高品質シャンプーです。
総合評価:
高品質シャンプーですが、価格が高いのでマイナスしています。
最も大事な洗浄成分のレベル
・コカミドDEA
・ラウラミドプロピルタイン
実にシンプルでよくある組み合わせです。
このシャンプーのベースの成分は、ココイルグルタミン酸TEAという話題のアミノ酸系の成分となります。
アミノ酸系成分の特徴は、とにかく低刺激です。
よく、アミノ酸系成分は洗浄力が低いというデメリットを挙げられますが、最近のアミノ酸系成分はそうでもありません。
人の頭皮を洗うには十分な洗浄力は備わっているので、心配無用です。
そして、二番目に多く配合されている成分はコカミドDEAです。
普通はラウラミドプロピルベタインが2番目にくるのですが、おそらく泡立ちを優先した処方にしたかったのだと思います。
コカミドDEAは発泡剤として使用される洗浄成分なので、このシャンプーの泡立ちは良好です。
そして3番目は先程紹介したベタイン系の洗浄成分です。
これは、洗浄力を上げるための補助の役割や、アミノ酸系成分の刺激をさらにマイルドにするために配合されている成分です。
つまり、洗浄成分はとにかく低刺激と泡立ちを意識した配合となっているので、敏感肌の方でも使用を可能にしています。
ダメージ補修成分も申し分なし
・加水分解ケラチン(羽毛)
たった二種類?
と思うかもしれませんが、普通のシャンプーにはダメージ補修成分は配合されていません。
それなのに、このシャンプーには2種類もの成分が配合されています。
カラーリングやパーマをしていてキューティクルが剥がれてしまったり、髪の内部がスカスカになってしまった人の髪の毛をしっかり補修してくれます。
髪の毛を化学処理していない人には必要ない成分ですが、化学処理している人には必須の成分と言えます。
ペリセアは、ダメージ補修の他にもパーマの持ちを良くしてくれる効果もあるので、パーマをしている人にとっては、なくてはならない成分の一つです。
ノンシリコン処方
このシャンプーの公式ホームページには、シリコンは頭皮の毛穴につまるから、ノンシリコンが良いと書かれていますが、これは間違いです。
シャンプーに配合されるシリコンはただの液体なので、絶対に毛穴にはつまりませんので、まずはそこを理解してください。
では、なぜこのシャンプーはノンシリコン処方なのかというと、シリコンを入れる必要がないからです。
市販のシャンプーは洗浄成分の洗浄力が高すぎて、きしんでしまうのでシリコンでごまかしているだけです。
本来シリコンはいらない成分です。
このシャンプー洗浄成分は高品質なので、頭皮を洗いすぎるということがありませんので、シリコンを配合しなくてもきしみません。
つまり、このシャンプーはシリコンが配合されていないから良いのではなく、シリコンを配合する必要がないくらい洗浄成分が高品質であるところが良いのです。
嫌われ成分『パラベン』
防腐剤であるパラベン。
防腐剤とはその名のとおり、腐るのを防いでくれる成分です。
このシャンプーにもパラベンが配合されていますが、パラベンをネットで調べると悪い噂が山ほど出てきます。
そんな情報を見てしまうと不安に思うかもしれませんが、パラベンは日本政府が最も長い時間をかけて研究してきた防腐剤で、その安全性は実証されています。
それよりもパラベンフリーをうたって、代わりにわけのわからない防腐剤を入れている製品の方に注意してください。
少し話はそれましたが、実はアミノ酸系シャンプーには一つだけ欠点があるのです。
それは『腐りやすい』ことです。
食べ物ではありませんが、シャンプーだって『生もの』です。
もちろん製造する課程で、加熱殺菌はしますがそれでも1ヶ月ほどお風呂場に置いておかれるわけですので、腐りやすいです。
なので、パラベンのような防腐剤が必要不可欠です。
消費者の中には防腐剤を嫌う方もたくさんいますが、シャンプーにおいては絶対に防腐剤は必要なので、注意してください。
どんな人が使うと効果があるの?
では、この高品質シャンプーはどんな人に効果があるのかを簡単に説明します。
まず、高品質シャンプーとは何かということですが、それは洗浄成分が低刺激であることとダメージ補修成分が配合されていることです。
つまり、このシャンプーに向いている方は
- 高洗浄力シャンプーでは頭皮が荒れたりフケが出たりする敏感肌の人
- ヘアカラーやパーマなどの化学処理をしていて髪の毛が痛んでいる人
- 髪のベタつきやペタンコ髪に悩んでいる人
などなどです。
市販のシャンプーで肌トラブルもなく、髪の毛を化学処理していない人はわざわざこんな高いシャンプーを使う必要はありません。
また、このシャンプーの公式ホームページを見るとあたかも男性用シャンプーのように見えますが、もちろん女性が使用しても何の問題もありませんし、効果は同じです。
もし、何か質問等ございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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